見えないということ
今朝はかなりの降りだったので、母をデイサービス迄車で送りました。
いつもはデイの車で行きます。
母は目がほとんど見えません。
網膜色素変性症という病気で10年程前から徐々に見えなくなり、今に至ります。
自分では何も出来ません。
当然、一人で歩く事も出来ません。
雨の日は、荷物を持ってもらい、腕をつかませてもらい、傘をさしてもらい、
当然、職員の方はびしょ濡れになります。
なので、小雨の時はデイの車にお願いしますが、今日のような時は、私が仕事前に送り届けます。
母の視界はいつも雨の日の空模様の様らしいです。磨りガラス越しにみる様に見えるらしいです。
母は毎日、曇り空の世界に住んでいるのです
雨も上がり、午後からは日差しも少し戻りました。
わたしも、見えなくなるかもしれません。
だから、今見えることのありがたさを理解して生きていきたいです。